Windows10からUbuntu 16.04にRDP接続する
既に色々と解説記事は出ている内容ですが、自宅環境で行う必要があったのでまとめ。
2022年1月時点で動作確認しているものです。
環境
そろそろOS新しくしないと…汗
全体像
ざっくりこんな感じと理解しています。
インストール
xrdp
Ubuntu 16.04にてapt
でインストールされるのは結構古いバージョンらしいので、
念のためGitHubから最新版を取得。
xrdp-0.9.18.tar.gz
をダウンロードしたら解凍してREADME.md
に従えばよい。
./configure
の過程で足りないライブラリがあれば怒られるので適宜対応。
./bootstrap ./configure make sudo make install
起動設定などは通常の作法通りsystemctl enable xrdp.service
等で問題ない。
x11vnc
apt install x11vnc
でOK。
設定
/etc/xrdp/xrdp.ini
を編集する。詳細はこのあたり。
# お好みで max_bpp=8 [Xvnc] name=Xvnc lib=libvnc.so #username=ask password=ask ip=localhost port=ask5900
次にx11vncのパスワードを設定。
x11vnc -storepasswd
x11vncを起動
xrdpはsystemctlで勝手に起動するようになっているので、x11vncを起動すればよい。
x11vnc -usepw -forever -loop -display :0
これでWindows側から接続可能になっているはず。
もともとTigerVNCでROSのRvizを表示できなかったため、
こちらを読んでx11vncを試したのですが問題なく表示できました。